初めてのコーヒー
初めて飲んだコーヒーはどんな味だったかな?とすっかり忘れてしまったコーヒー農家ですが、先日コーヒー体験に来られた子供たちは沖縄コーヒーに興味津々だったので First challenge してもらいました。
子供たちに珈琲のイメージを聞くと「大人が飲む不味そうなお茶」とのこと。ならばと美味しいコーヒーを淹れて試飲してもらいました。
結果、まずくて苦い!が子供たちの感想でした。ちょっと残念でしたが大人になってコーヒー好きになっていたらうれしいです。
こどもコーヒー植付け体験
子供たち・沖縄コーヒー農家も First challenge のコーヒーの冬植えになります。
沖縄でコーヒー苗の植え付けは春植え・秋植え が多いですが、今回は冬植えでコーヒー植樹体験をしました(植付時期としてお勧めできませんが…)
沈香コーヒーってなに?
琉球大学農学部の先生方々とおもしろコーヒー試飲会をしました。
沈香を沖縄産コーヒーに入れた「沈香コーヒー」を飲んでみました。沈香の添加量にもよりますが不思議な味でした。
またコーヒー研究農場の見学や沖縄コーヒー栽培の課題・ビジョンなどいろいろなお話ができ大変勉強になりました。
沈香(じんこう)とはジンチョウゲ科ジンコウ属の常緑樹(沈香木)で アガーウッド(AgarWood)とも呼ばれ、木に特有の樹液(油脂状物質)が固まってできたものを一般にいう。
沈香は香木でお線香などの原料に使われたりします。高級お線香には沈香・伽羅・白檀などが使われます。
これらは天然香料でまた生薬でもあります。特に伽羅(きゃら)は樹木の宝石と言われ Gold より高値で取引されるので骨董品扱いだったりします。
名前の由来は「沈水香木」といって木が水に沈むことから「沈香」という名前がついたようです(油脂分の密度により必ず沈むものではないようです)
沈香には天然沈香と人工沈香(栽培沈香)があり日本に天然沈香が伝来したのは推古天皇3年(595年)淡路島に2mの香木が漂着したという最古の記録があり法隆寺に奉納されたと言われています。
沈香は偽物(単にアロマに浸したもの)も出回っているので注意が必要です。
正倉院にすごい沈香があるよ
えっあるの?
蘭奢待(らんじゃたい)と言う沈香木だよ
売り物じゃないけど(推定3億+歴史的価値)あるかも
木が3億以上の価値!?わからん世界だ…
この沈香木(沈香)は 昔むかし
寛正六年(1465年)足利義政
天正二年(1574年)織田信長
が一部を削り取ったんだよ
へぇ~ なんか凄そう
織田信長や千利休、のちに徳川家康も香を焚いて楽しんだよ
へぇ~ どんな香りがしたのかなぁ?
香気軽く清らかにして、誠に微かな香りあり と記録があるよ
へぇ~ そうなんだぁ…