コーヒーカッピング勉強会をおこないました(協力:豆ポレポレ店)
カッピングの様子&スコアシート記入方法
お二人のQグレーダーのもとサンプルは全12種類で主に精製法の違いによる味の確認をしました。
ナチュラル・ハニー・アナエロビック(海外品や試作品)及び沖縄産コーヒーとの違いも見てみました。トレーサビリティがあると役に立ちます。
カッピングは普段飲んでるコーヒーと違うため戸惑いますが、珈琲を主観でなく客観的に評価できることが良いと思います。
沖縄産コーヒーの新鮮さの風味はコーヒーチェリー収穫後の処理方法・管理がポイントでもありました。
また、コーヒー豆の乾燥温度、乾燥時間、保管方法を水分活性(Water Activity)やカッピングで検証をしてフィールドで改善していくことも必要と思いました。
今回はスコアシートの記入方法も教えて頂きました。
参考:スコアシートの評価項目
10項目×10点=100点
①フレグランス/アロマ・・・香り
②フレーバー・・・・・・・・風味
③アフターテイスト・・・・・後味
④アシディティ・・・・・・・酸味
⑤ボディ・・・・・・・・・・コク
⑥ユニフォーミティ・・・・・均一
⑦バランス・・・・・・・・・均整
⑧クリーンカップ・・・・・・透明
⑨スイートネス・・・・・・・甘さ
⑩オーバーオール・・・・・・総合
※ SCAA(Specialty Coffee Association of America)評価法
80点以上「スペシャルティコーヒー」
カッピングの基本は全ての条件を揃えるということで、例えば水ですが毎回決まったものを使用する。その水の特徴(水質)を理解し基準水とすることが好ましいとのことでした。
大会などで使用する水は TDS 125-175 ppm が推奨されています。日本のミネラル水は軟水(低TDS水)が多いですが、まずは水選びから始めたいと思います。