コーヒーチェリーの乾燥は大別すると
コーヒーチェリー収穫後、果肉を除去しておこなう方法とそのままの状態で乾燥する方法とに分かれます。
下記はそのままの状態で乾燥するナチュラル法になります。
ナチュラル法は自然乾燥で次第に水分が抜け黒っぽくなってきます。
乾燥具合は温度・湿度・風速等、天候に左右されます。乾燥が進んでくると従来法は黒っぽくなりますが、若干赤みを残して乾燥することもできます。
コーヒーの精製は主に水洗式(ウォッシュド)と非水洗式(ナチュラル)があり、ナチュラル法でできるものがドライチェリーです。
ドライチェリーは固く外皮を割って中からコーヒーの生豆を取り出します。外皮はコーヒーチェリーのお茶(カスカラティー)として利用されたりします。
コーヒーは同じ木から収穫した実でも精製方法の違いで全く別物に変わります。
近年はミューシレージ(パーチメント豆まわりのヌルヌルした粘液)を活用したアナエロビック(嫌気発酵)やマセラシオン・カルボニック(炭酸ガス浸潤法)等の精製方法もあります。