LED電球を使用するキク栽培(電照菊)からコーヒー栽培に転作するLED農園の見学をしてきました。
今春からコーヒー苗の植え付けを始められる菊農家さんで、動画は植え付け前の畑になります。
新たなコーヒー農園になります
電照菊栽培の知見をコーヒー栽培に活かす沖縄では初の試みです。
LED栽培とは?
太陽の代わりにLEDライトを照射し栽培する方法でLED栽培の多くは屋内でおこなわれています。
今回、菊農家さんがおこなうコーヒー栽培は露地栽培で太陽光・人工光(LED)併用型の栽培法になります。
LED栽培の利点
LED(赤・青)の光は光合成を促し植物の成長スピードを高めたり実や葉を大きくする効果があります。
コーヒー栽培とLEDライト
実際に露地栽培でのコーヒーに効果があるかは未知なところですが、屋内のコーヒーLED栽培においては太陽光の代用になり育ちます。
屋外では防虫や日照不足時の補光の活用が現実的なのかもしれません。
防虫効果に期待するLEDライト
昨今、沖縄コーヒー栽培でコーヒーの木につく害虫が多様化してきており昨年ヨトウムシによるコーヒーチェリー(コーヒー果実)の食害がありました。
また外来種のツマジロクサヨトウも沖縄で発見されトウモロコシで被害が出ています。
農薬に頼らない防虫対策としてLED活用も検討し農産物全般で期待したいところです。
ということで、今後が楽しみな沖縄コーヒー農園でした。