パミス栽培(パミスサンド栽培)とは?
土を使わず石(軽石・軽砂)を用いて養液栽培する新しい栽培法です。
沖縄のパミス栽培場を見学
パミスサンドってどういうもの?
パミスサンド(pumice sand)は火山砕屑物で主成分はケイ素 (sio2)です。多孔質のため軽く(比重0.6)、またpH6前後で培地に適しており取扱いも簡便です。
パミス栽培で何ができるの?
沖縄では天然軽石(天然パミスサンド)を使ってパイナップル、パッションフルーツ、トマト、メロン、野菜栽培の実績があり今後はコーヒー、バナナ、レモンなど慣行栽培よりメリットがあれば広がっていくかもしれません。
pumice cultivation(coffee&pineapple)
pumice cultivation(okinawan spinach)
パミスサンドのメリット・デメリット
パミスサンドは繰り返し利用できるメリットがありますが、土と比べると初期コストが高くなるデメリットもあります。
パミス栽培の特徴
栽培品目で違いがありますが、野菜においては慣行栽培より栽培期間を短くできたり、トマトであれば糖度やうま味アップも期待できるようです。
また、養液成分のコントロールで低カリウム野菜が作れたりもします。
パミスサンド栽培 ♪ 青空講義 ♪
パミス栽培とは?水耕栽培との違いや利点など詳細は専門家による解説(青空講義)をご覧くださいませ。