イリガチェフコーヒーの栽培
イリガチェフコーヒーの発芽から約1年3か月。無事に大きくなったので定植をおこないました。
イリガチェフ・シダモの発芽 → 昨年の発芽の様子
沖縄初導入品種のため苗が成長するか心配しましたが意外と生育スピードが良く沖縄の気候に今のところ適応できそうです。
比較対象に栽培条件を同じにしたベンチマーク品種より樹高や枝葉の数も多いことから期待が高まります。
このイルガチェフ苗が定植した畑に馴染めれば来春に花が咲き秋に実の収穫ができます。
コーヒーは産地の土壌や気候によって風味がガラッと変わるためエチオピアと沖縄でどのような違いがでるか今から楽しみであります。
追記 コーヒーの花が咲きました
イルガチェフコーヒーとは?
エチオピアのイルガチェフ村で生産されたコーヒー豆(ティピカ種)でフルーティーで芳醇な香りが特徴の珈琲です。
エチオピア産コーヒーはイルガチェフ、ハラール、シダモなど地名や村の名前が商品名になっています。
コーヒー発祥の地
エチオピアと言えばコーヒーの木(アラビカ種)の原産地です。
コーヒー(アラビカ種)はエチオピア(アムハル高原)で誕生したアカネ科の植物で山地の雲霧林に自生していたと言われています。
この地から世界のコーヒーベルト地帯に広まり品種改良などされ現在に至っております。