武田鉄矢の農業テロの話

農業テロ

武田鉄矢 今朝の三枚おろし

この番組は平日の朝、ラジオで10分間放送されます。
毎週、違うネタで話を三枚におろして、わかりやすく武田鉄也さんが解説されています。

11月13日からの2週分(全10回)はコーヒー栽培者必聴の内容でした。
下記ユーチューブから全10回分まとめて聞けます!

☆世界からバナナがなくなるまえに 著者:ロブ・ダン(ノースカロライナ大学 進化生物学者)

世界からバナナがなくなるまえに」の本の内容を荒く三枚におろしています。

この本は主に「作物は同じ品種を大量生産すると危険!」という内容のものですが、バナナ以外にコーヒー、カカオ、ジャガイモ等多岐にわたっています。

また、番組ではチョコレートテロ(カカオテロ)の農業テロも取り上げています。


現場でいろいろな品種のコーヒーを栽培していると不思議な現象を目にします。

それは、カイガラムシという害虫が付きやすい・付きにくい品種があるということです。

何故だろう?と調べているうちに「世界からバナナがなくなるまえに」に出合えました。

この本では
サビ病菌は進化を続け今やロブスタ種も含め全てのコーヒーの品種を攻撃してくるが、カイガラムシがいることでサビ病は減少すると書いています。

カイガラムシ被害 カイガラムシ 沖縄 カイガラムシ

カイガラムシは様々な作物につき厄介な害虫です。持続可能な農業にするには生態系の多様性を理解すると共にアグロエコロジーの研究や零細型農業が必要になってくると思いました。

今後も気候変動や目に見えないウイルス、細菌、菌類がコーヒーの木を脅かしてくると思います。生産者の皆様がんばりましょう!