Tag Archives: 国産コーヒー

台湾コーヒー

2016年度④ 勉強会

09 11月 16
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2016年度 4回目の組合勉強会

本日の勉強会は下記の内容でおこないました。

9月の沖縄コーヒー4農園視察会 報告
SCAJ イベント参加 報告
台湾コーヒー農園視察 報告
コーヒーの利用についてハーバー研究所 生命科学研究所 所長 柴田氏
産学官コーヒープロジェクトについて東北大学 渡邉准教授

ゲストアドバイザーとしてご参加いただきました柴田様は「コーヒーの利用について」渡邉様は「国産コーヒーの産学官連携事業に向けた取組み」のお話を頂きました。

組合ではSCAJ出展に向け沖縄産コーヒーの安全性や味の評価、さらにコーヒー栽培も含めた科学的根拠と再現性ある技術が必要と思っております。課題はたくさんありますが連携しご協力を頂きながら、より良い国産珈琲作りに挑戦し頑張って参ります。

ハーバー研究所

④コーヒーの利用について

東北大学

⑤産学官コーヒープロジェクトについて

日本で初めてコーヒーを飲んだ人

日本で初めてコーヒーを飲んだ人

28 10月 16
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最初に珈琲を飲んだ日本人は誰か?(コーヒー解体新書)

日本で初めてコーヒーを飲んだ人とは・・・その人物に迫りました。

現在、通説的人物も存在しないため、江戸時代中期のコーヒーキーパーソン 吉雄耕牛(よしお こうぎゅう)を提唱したいと思います。

職業は出島の蘭通詞(オランダ語の通訳)ですが医師であり蘭学者でもあります。

吉雄耕牛は18世紀中期に日本で初めて珈琲を飲んだ人物であることが極めて高く、またコーヒーを広めようとした第一人者であります。

※ 吉雄耕牛の画像(長崎歴史文化博物館蔵)は上記動画にてご覧いただけます。
※ 出島とは1634年江戸幕府の鎖国政策の一環として長崎に築造された人工島で1641~1859年まで対オランダ貿易が行われていた。

吉雄耕牛が日本で初めて珈琲を飲んだ人かもとした理由

はじめに

☆ 歴史好きが書いたものです。内容については正確性に欠ける部分があります。
☆ 新たな史料が出てきて「吉雄耕牛」でない可能性もあることをご了承ください。
☆ 諸々の説があり通詞以外で「平戸説・丸山遊女・出島商人」が考えられますが、関連付けできる史料が発見できず除外しております。

コーヒーに関する文献(史料)要約しています

1706年「オランダ商館長日記」 日本にコーヒー豆を持ち込む

1724年「和蘭問答」 洋書の翻訳でコーヒーを「唐茶」と記している

1776年「日本紀行」 二、三人の通詞がコーヒーの味を知るのみである

1782年「万国管窺」 コッヒィは豆科の植物でなく木の実である 

1783年「紅毛本草」 古闘比以(コヲヒイ)の効能や飲用法を紹介した訳本

1794年「北槎聞略」 ロシアの食習慣でデザートとして「コーピ」

1795年「長崎聞見録」 かうひいの効能等紹介

1797年「長崎寄合町諸事書上控帳」 丸山遊女がオランダ人からもらった品物に「コヲヒ豆」

1797年「延寿王院鑑寮日記」 太宰府天満宮への献上品に「紅毛コヒイ」

1803年「蘭療方・蘭療薬解」 可喜(珈琲)の主効が書かれた蘭書の翻訳本

1804年「瓊浦又綴」 日本人初のコーヒー飲用体験記「カウヒイ焦げくさくて飲めん」by大田南畝

1816年「哥非乙説」 日本初のコーヒー論文 「珈琲」の漢字を作字した宇田川榕菴

上記史料の中で1776年の「日本紀行」がポイントになります吉雄耕牛が飲んだVOCコーヒー

出島には限られた職業人しか入ることができない中で最もオランダ人との接触機会がある職業は通詞です。

1776年に「二、三人の通詞だけが珈琲の味を知る」というのが当時の現状のようです。

通詞(つうじ)とは

通詞とは通訳者のことですが、仕事は通訳以外に翻訳・臨検・貿易事務等もして昼夜交代勤務でした。

通詞は世襲制でおおまかに大通詞、小通詞、稽古通詞の職位があります。

二、三人の通詞とは

二、三人の通詞とはおそらく名家と言われる「吉雄家 本木家 今村家」の中にいると考えられます。

吉雄家 大通詞の吉雄耕牛が本命

1776年の「日本紀行」を書いた人物はオランダ商館医のツンベルクです。

ツンベルクと相互教授関係にあったのが、吉雄耕牛で日本のコーヒー事情等は吉雄耕牛が話伝えたものと思われます。

また、吉雄耕牛は1739年から歴代オランダ商館医から直接医学を学んでいたので過去にさかのぼっても誰よりもコーヒーを口にできた人物と考えられます。

※ 史料からツンベルクは珈琲を嗜好品として携帯している
※ 1692年オランダ商館医ケンペル(出島三学者のひとり)の史料には珈琲記述なし

ツンベルクが一番信頼を寄せた日本人が吉雄耕牛

ツンベルクの日本滞在期間は1.5年です(1775年~出島12か月、江戸参府4か月

2人は長崎から長旅の出張 江戸参府でも苦楽を共にし信頼を築いてきました。

そんな彼らのエピソードとして闇取引をしています。

自腹で日本の古銭等(禁制品)と引き換えに梅毒の治療薬と治療法をツンベルクから教えてもらいました。後に吉雄耕牛は梅毒治療で財を築きます

ツンベルク赴任後から動き出した日本のコーヒー事情

文献を見て頂くとわかりますが、1776年の「日本紀行」を境にコーヒーに関する史料が出てきます。

偶然かも知れませんが、私の推測は、ツンベルクは商館医として1775年に日本赴任しましたが、赴任前はアフリカやインドネシアで植物研究をしていた植物学者です。

コーヒーの植物学・精製・飲用法や効能等の知識を吉雄耕牛らに伝授したと考えられます。

コーヒーを知った吉雄耕牛 その後の行動とは?

吉雄耕牛は副業で医療活動をしており日本で初めてコーヒーを薬として処方しました。

また、自宅2階にサロン(オランダ座敷)を作り蘭学者達にコーヒーも振舞っていました(コーヒーハウス)

そんな吉雄家に日本各地から蘭学・医学を学びに多くの人が集まりました(吉雄スクールの門弟は1000人を超えていたと言われています

その効果もあってか、出島周辺で徐々にコーヒー飲用が広がっていきました。

コーヒー党のシーボルトが赴任

1823年 シーボルトがオランダ商館医として出島に赴任しました(吉雄耕牛の息子がシーボルトの通訳をする

そのころには長崎でコーヒー党が増えていましたが、まだまだ日本人の口に合わず大きな広がりにはなっていません。

シーボルトが言いました!

「日本でコーヒーが普及しないのは実に驚くべきことだ」

「コーヒーを長寿に効くと宣伝すれば、もっと普及するであろう」

当時の珈琲は安いものでなく流通していないことも一因にありますが、シーボルト赴任後、徐々にコーヒーの認知が日本全国にされコーヒー飲用者が増えていくことになります。

話は飛びますが、その後…

1878年(明治11年) 日本で最初のコーヒー栽培が東京都小笠原村(父島)でおこなわれ国産コーヒーの生産に一定の成果を出す。

1897年(明治30年) 日本人によるメキシコでのコーヒー栽培着手(榎本武揚メキシコ殖民団

1899年(明治32年) 日本人化学者(カトウ・サトリ)がインスタントコーヒーを発明

1924年(大正13年) 沖縄にコーヒーの木が持ち込まれ試験栽培はじまる(沖縄産コーヒーが飲めるようになったのは1980年代です

国産コーヒーの歴史

以上、吉雄耕牛はコーヒーに関する深い知識や誰よりもコーヒーが入手でき飲める環境にあったこと、そして関連付けできる史料の存在が日本で初めてコーヒーを飲んだ人であるという見解になります。

最後に当時の蘭学者たちは異国の食文化や最新医学等を世に伝え日本を近代化への道に誘う存在であったと思います。その中でも吉雄耕牛の功績は大きく歴史に埋もれた偉人だと思いました。

参考文献
片桐一男:『江戸の蘭方医学事始 阿蘭陀通詞・吉雄幸左衛門耕牛』2000年 丸善ライブラリー

沖縄コーヒー成長記録

国産コーヒー栽培 ⑥(成長記録)

01 9月 16
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前回の「国産コーヒー栽培⑤」から4カ月後の成長記録になります。
下記は各品種の樹高で前回より枝葉が出て大きくなってきました。

2016.5/12016.9/1 記録)

ティピカ 27cm73cm
ブルボン 21cm56cm
カツーラ 19cm53cm

※ガテラマ・イエメンの苗木は他農園移動のため掲載終了します。

沖縄コーヒー栽培

なお、この成長記録は屋外栽培です(今年1月の 沖縄で雪 の大寒波2日間のみ屋内退避)

来春に花を咲かせ実をつけることを目標にしております。
沖縄は9月中旬頃から暑さが和らぎその後コーヒーの成長は加速していきます。

また今年は沖縄本島に台風が来ていないため沖縄コーヒーの木の生育は順調です。
下記は近年の台風接近数です。今年は異常に少ないことがわかります。

 沖縄台風接近数

沖縄コーヒー生産組合 試験農場より

国産コーヒークイズ

国産珈琲 トリビア クイズ

19 7月 16
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国産コーヒークイズ に答えて 先着 で沖縄産コーヒー苗木プレゼント!

問題

明治時代、国内で日本産コーヒー(純国産コーヒー)栽培を国策として推進した人は誰でしょうか?

ヒント】 

郵便記号「」を決定した方で東京農業大学の創設者

榎本武揚

この人は誰?

プレゼント応募条件】<応募受付終了しました> クイズの答え(1枚目のパネルに書いてあります)

・沖縄県在住で組合会員ではない方(会員の方は応募できません)

・苗木引渡日:7月22 or 24日 10:00~17:00 にお引取りできる方

・苗木の引渡場所:安座間珈琲店(定休日:土曜)

苗木の発送や取り置きはしません ので上記の引渡日時に来れない方は応募をご遠慮願います

安座間コーヒー

安座間珈琲店(北中城)

プレゼント応募方法

・クイズの答えを お問合せページ にあるメール欄に必要事項を入力し送信してください
(題名:コーヒークイズ メッセージ本文:クイズの答え

プレゼント品について

・苗木の品種は ティピカ種・ブルボン種・カツーラ種

・全てアラビカ種で樹高は約40~50cm 写真のコーヒーカップ鉢もプレゼント!

沖縄コーヒープレゼント

沖縄コーヒープレゼント品

※ 現在、コーヒー苗木の販売はしておりません

コーヒーチェリー考察

国産コーヒーチェリーの糖度(考察)

11 4月 16
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沖縄産コーヒーチェリーの糖度について前回のブログで糖度21%と書きましたが、別のコーヒー農園の方はmax 23%あったと報告がありました。

国産コーヒーチェリーについての資料や過去のデータがないので比較できませんが、今年は沖縄本島で雪が降る大寒波があったことで糖度が高くなっているのかもしれません。

植物は光合成で炭水化物(ショ糖等)を合成しており収穫期近くの低温はコーヒーの生育活動が抑えられ糖類が溜まり甘くなった可能性が考えられます。

栽培品種や肥培管理でも糖度の違いが出ますが、特に大きく左右するのはコーヒーチェリーを収穫するタイミングです。

下記は沖縄コーヒー園で育てているジャマイカの木のコーヒーチェリーです。2つのチェリーは完熟しておりますが左は収穫を遅らせたもので糖度が増しています。

コーヒーチェリー糖度比較

完熟度の違いにより差が出る

ブラックコーヒーの甘さは、コーヒーチェリーの糖度や精製法も影響します。

また、コーヒー生豆中の甘味成分である少糖類を最適なローストとドリップでロスなくカップに注げるかがポイントになります。

抽出方法、抽出温度、抽出時間など、いろいろな要素があるためポイント探しは難しいです。

沖縄コーヒーチェリー糖度

国産コーヒーチェリーの糖度

30 3月 16
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沖縄コーヒーのテレビ取材があり収穫したコーヒーの実(コーヒーチェリー)を食した取材スタッフの方達はすごく甘いと言っておりました。

そこで、糖度を測ってみました。

テレビの放送日時が決まりましたらHPでお知らせ致します(沖縄のコーヒー特集で現在番組制作されています)

コーヒーチェリーと糖度計

コーヒーチェリーと糖度計

コーヒーチェリーの果肉と豆

コーヒーチェリーの果肉と豆

コーヒー糖度

青と白の境界線が測定値です

糖度とは、100gの中に糖分が何g含まれているかを表わしますが、沖縄産コーヒーチェリーの糖度は21%(度)ありました(ブドウぐらいの甘さ)

ロータリークラブ

ロータリークラブで卓話

02 2月 16
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ロータリークラブ(会場:パシフィックホテル)にて国産コーヒー栽培の歴史・現状・未来について組合代表の宮里が発表をしました。

今回は経営者の方々へ沖縄産コーヒーのプレゼンでしたが、貴重なご意見・ご要望も頂き和やかに楽しく無事終了することができました。


沖縄コーヒー講演

日経MJ

日経MJに掲載されました

21 12月 15
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沖縄珈琲生産組合が 日経MJ(旧 日経流通新聞)に掲載されました。
MJとはマーケティング情報に特化したマーケティングジャーナルの略で 消費と流通・マーケティングの専門紙になります。

この度は、食のフロンティア記事の中で、国産コーヒーを作る生産者として紹介頂きました。

日経MJ掲載

沖縄から世界のコーヒーを変える

沖縄から世界のコーヒーの常識を変える

09 12月 15
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少し仰々しいタイトルですが、一般的に海外の高価なコーヒーは「標高が高いところで昼夜の寒暖差があるところで作られる」と多くのコーヒー書物に記されています。

沖縄は海外のコーヒー生産地と比べると標高が低く昼夜の寒暖差は大きくありません。また、 コーヒーベルト からも外れるため 沖縄では美味しい珈琲は作れない というのがコーヒー専門家の見方でした。

しかし、沖縄産コーヒーの現状は、スペシャリティクラス ~ 不味い ものまであり、品質の維持管理と安定生産ができれば、沖縄から世界のコーヒーの常識を変える ことができるものと思っております。

沖縄で スペシャリティクラス の 珈琲 が作れる理由として、第一に栽培環境があげられます。特にコーヒーの木にとって  北緯26度の冬の寒さ は生育限界レベルまで達し この過酷な環境下が一つの要因だと思っております。

また 日射強度 も考えられます。下記は世界の全天日射量で濃赤ほど太陽エネルギーが強く沖縄は橙色なのでコーヒーベルトの中では相対的に日射強度が弱いですが、むしろこれが幸いしていると思われます。

 全天日射量

今は仮説にすぎませんが、今後は国産コーヒーの未知を解明していきたいです。

最後に沖縄コーヒーは世界の高級コーヒーと勝負できるだけの ポテンシャル があり 課題は多いですが、栽培・精製・焙煎工程の更なる検証と改善で トップレベル を目指せるものと思っております。

※ スペシャリティクラス と表現していますが、専門家による coffee カップ評価で毎回ではありませんが確認しております。

 

国産コーヒーが飲めるカフェ

TABIZINE(タビジン)に掲載されました

23 11月 15
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タビジン

TABIZINE(タビジン)は旅と自由をテーマにした オフタイムWEBマガジン です。

このたび 国産コーヒーのことで、日本で作られているコーヒー豆の現状とそのコーヒーを都心で飲めるお店の記事でご紹介頂けました。

都心でも飲める!小笠原と沖縄で栽培される日本産コーヒー