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沖縄産偽装コーヒー

偽装 沖縄産コーヒーにご注意を!

14 9月 15
Okinawa Coffee Blog
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お問合せの中で特に多いのが、他で沖縄産100%コーヒーが売ってるけど本物ですか?という内容のものです。生産者名から本物か偽装かおよそわかりますが、現在の沖縄コーヒーの生産量から考えて常に県産100%コーヒーを販売し続けているところは結論から申し上げて 偽装 と断言できます。

その理由について今回、沖縄のコーヒー生産量から少し具体的な数値を用いてご説明したいと思います。

沖縄で比較的多い栽培方法から平均的な生産者1人当たりのコーヒー生産量を下記から算出したいと思います。栽培条件(品種・栽培方法・栽培場所等)で計算数値は変わりますが、あくまで一例としてご参考頂けたらと思います。

品種:ブラジル産アラビカ種ムンドノーボ(沖縄名:NewWorld1号)

樹齢:6年木

樹高:1.8m

栽培方法:露地

栽培場所:一般農地(山間地を除く

コーヒー栽培単位面積:1本/坪

労働生産面積:200坪/人

コーヒーチェリーの収量:3kg/本

台風対策:低(被害率75% ※想定:沖縄本島台風上陸(風速50m/s)

とすると 200坪・200本の栽培で 600㎏ のコーヒーチェリーが収穫できる計算になります。

沖縄産コーヒーのコーヒーチェリーの果肉除去

コーヒーチェリー 果肉除去

コーヒーチェリー収穫後、比重選別で使えないチェリー(浮豆)が出てきます。栽培・管理方法によりその割合は10~30%あり平均の20wt%を差し引くと 480kg になります。

この 480kg を果肉除去・乾燥・脱穀するとおよそ 15% 程度(含水率12%前後)残るので、生豆は約 72kg になります(台風被害がないと仮定した場合

ここに台風被害を加えると 50~100% はダメになりますが 75% の被害想定とすると生産者1人当たりのコーヒー生産量は 18kg/人 (生豆)となります(栽培場所や台風対策で被害が軽微な生産者もおります)※生豆を焙煎するとさらに重量は減ります

上記の計算は、沖縄コーヒー生産者の全てではありませんが、沖縄コーヒー生産量の少ない理由が数値でご理解頂けたかと思います。よってコーヒー豆を常に販売するには安定生産と多くの生産者が必要となります。

このような現状で、沖縄のお土産屋さん等に沖縄産 100% 珈琲と表記した偽装コーヒー(在庫切れしない)が常に販売されており、この販売生産者は毎年1トン以上の生豆を確保していると豪語していますが、私は今まで県産コーヒーを大量に安定生産できる生産農家を沖縄で見たことも聞いたこともありません。

また、この販売生産者は生豆やパーチメント豆の販売はしなく、おそらく焙煎の専門家が生豆を見れば偽装とわかってしまうからです(推定:サントス や マンデリンを焙煎
沖縄コーヒーを良いものにしたいのであれば、喜んで専門家に品評して頂き栽培にフィードバックさせることが重要だと思います。

さらに 一反程度の農園や生豆・コーヒーチェリーを見せ恰も大量生産していると誇大な嘘話をメディア等にしていますが絶対にやめてもらいたいです。沖縄では簡単にコーヒーは作れません。簡単にできると思い込んで始められる新規コーヒー栽培者が多く、そのほとんどが台風被害で栽培を辞めています。

沖縄は狭いので誰が何処でどのくらいのコーヒーを栽培しているかは情報として直ぐに入りますが、観光客や県外の方はわからないためお客様を欺く産地偽装(偽装コーヒー)販売は沖縄農業の信用を失墜させるので直ぐにやめてもらいたいです。

沖縄コーヒー生産者がコーヒー栽培を続ける理由は、台風被害で精神的に落ち込むときもありますが 皆コーヒーが大好きで おいしいコーヒーを作りたい という情熱からです。

当ホームページでは台風被害も含めた沖縄コーヒーの情報を発信していくとともに、コーヒーの安定生産に向けアイデアを出して取組んで参ります。

沖縄では過去、偽装マンゴーや偽装アグー豚 問題が起き関係者に損害を与えました。偽装沖縄産コーヒーも未然に防ぐために お土産屋さんの仕入担当者ならびにマスコミの取材担当の方は国産コーヒーの現状や生産者をよくお調べになっての対応を強く願っております。

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不正競争防止法

産地偽装

 

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