Tag Archives: コーヒー豆

セルトン農園

コーヒーのクラウドファンディング

03 11月 17
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昨今、様々なクラウドファンディングがありますが、その中でコーヒーのファンドをご紹介します。

丸山珈琲シングルオリジン珈琲ファンド

丸山珈琲がブラジルとボリビアのコーヒー農園から直接コーヒー豆を仕入れる費用を募集。
リターンは丸山珈琲倶楽部カードとコーヒー豆を販売した売上の一部を分配するというファンドです。

個人的にはセルトン農園のブルボンアマレロ種(沖縄の栽培品種)が含まれるので応援を検討しております。

クラウドファンディング(Crowdfunding)とは?

大衆(crowd)と資金調達(funding)を組み合わせた造語で不特定多数の人がインターネットを通じて資金提供を行うこと。

クラウドファンディングの市場規模は?

世界:約 5兆円
日本:約500億円

クラウドファンディングには3つの種類があります!

①寄付型
購入型
③投資型

クラウドファンディングは購入型がおもしろい!

コメ、りんご、いちご、トマト、肉、魚、茶、チーズ、牡蠣、キャビア、松茸、ワイン、ビール、日本酒 等があり、少額から参加できプロジェクトの特典(商品やサービス)のリターンがあります。

購入型クラウドファンディングはどこで探すの?

READYFOR(レディーフォー)
CAMPFIRE(キャンプファイアー)
Makuake(マクアケ)

クラウドファンディングのリスクは?

購入したのに約束した商品やサービスを受け取れない(作れなかった)場合もあります。
現在、支援者を守る制度はないため吟味した上で参加を検討しましょう。

クラウドファンディングの法律は?

2014年に政府によるクラウドファンディングの環境整備が行われ寄付型・購入型は金融商品取引法の規制は受けません。

 

沖縄産コーヒーチェリー

沖縄産コーヒーチェリー

19 10月 17
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現在、台風21号が沖縄に近づいております。

この台風は沖縄本島上陸も予断を許さないため早めの台風対策を心掛けたいです。


Okinawa Coffee Cherry

上記は先日、収穫した沖縄産コーヒーチェリーの様子です。

少しずつコーヒーチェリーが赤く色づき始めています(例年より早い

台風21号が心配でありますが、今年は総じて台風による落果もなく沖縄コーヒー生産者にとって良い年になりそうです。

ただ、今夏は記録的な暑さだったため種子(コーヒー豆)の状態が気になります。

 

沖縄8月極値

沖縄8月 記録的な暑さと少雨(観測史上最高)

02 9月 17
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沖縄気象台は、8月の沖縄地方の平均気温が過去最高(30.5℃)降水量は過去最少になったと発表(1946年の統計開始以来

高温・小雨になった原因として、2つの高気圧(太平洋高気圧&チベット高気圧)に覆われたことによると説明されています。

ただ「今年は沖縄本島にまだ1つも台風が来ていない」ことが大きく影響していると思います。

沖縄のコーヒーたちは今まで経験したことのない過酷な環境なので、秋以降収穫のコーヒー豆に影響が出ているか心配されます。

また、今夏の日本列島は太平洋高気圧の張出しが異常だったため西と東でかなり違いが出ています。

沖縄8月気温

沖縄8月日照時間

沖縄コーヒー農場

バラエティな沖縄コーヒー農園

07 6月 17
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この時期、バラエティに富む沖縄コーヒー農園です。

①コーヒーチェリー(大きいのから小さいのまで)

コーヒーチェリー沖縄

沖縄コーヒーチェリー

②現在、開花時期のコーヒーの木

花コーヒー

③花が咲き終わったコーヒーの木

コーヒーの花

④これから咲き始めるコーヒーの木

コーヒーの蕾

⑤出芽・子葉が出始めるコーヒー豆

コーヒー豆の出芽

⑥シャクトリムシ(尺取虫)出現

シャクトリムシ

蛾の幼虫で、イモムシであるが下記のような毛や針に覆われていない。
木の枝に擬態するが割と見つけやすい。コーヒーの葉を食べる。

⑦タイワンキドクガ出現

タイワンキドクガ

たくさんいると痒くなる。

⑧アリに注意

アリは甘露を出すカイガラムシと深い関係があります。やがて「すす病」を誘発します。コーヒーの木にアリがいたらほぼカイガラムシがいますので除去しましょう。

日本で初めてコーヒーを飲んだ人

日本で初めてコーヒーを飲んだ人

28 10月 16
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最初に珈琲を飲んだ日本人は誰か?(コーヒー解体新書)

日本で初めてコーヒーを飲んだ人とは・・・その人物に迫りました。

現在、通説的人物も存在しないため、江戸時代中期のコーヒーキーパーソン 吉雄耕牛(よしお こうぎゅう)を提唱したいと思います。

職業は出島の蘭通詞(オランダ語の通訳)ですが、医師であり蘭学者でもあります。

吉雄耕牛は18世紀中期に日本で初めて珈琲を飲んだ人物であることが極めて高く、またコーヒーを広めようとした第一人者であります。

※ 吉雄耕牛の画像(長崎歴史文化博物館蔵)は上記動画にてご覧いただけます。
※ 出島とは1634年江戸幕府の鎖国政策の一環として長崎に築造された人工島で1641~1859年まで対オランダ貿易が行われました。

吉雄耕牛を日本で初めて珈琲を飲んだ人物とした理由を下記で説明したいと思います。

はじめに

☆ 歴史好きが書いたものです。内容については正確性に欠ける部分があります。
☆ 新たな史料が出てきて「吉雄耕牛」でない可能性もあることをご了承ください。
☆ 諸々の説があり通詞以外で「平戸説・丸山遊女・出島商人」が考えられますが、関連付けできる史料が発見できず除外しております。

コーヒーに関する文献(史料)要約しています

1706年「オランダ商館長日記」 日本にコーヒー豆を持ち込む

1724年「和蘭問答」 洋書の翻訳でコーヒーを「唐茶」と記している

1776年「日本紀行」 二、三人の通詞がコーヒーの味を知るのみである

1782年「万国管窺」 コッヒィは豆科の植物でなく木の実である 

1783年「紅毛本草」 古闘比以(コヲヒイ)の効能や飲用法を紹介した訳本

1794年「北槎聞略」 ロシアの食習慣でデザートとして「コーピ」

1795年「長崎聞見録」 かうひいの効能等紹介

1797年「長崎寄合町諸事書上控帳」 丸山遊女がオランダ人からもらった品物に「コヲヒ豆」

1797年「延寿王院鑑寮日記」 太宰府天満宮への献上品に「紅毛コヒイ」

1803年「蘭療方・蘭療薬解」 可喜(珈琲)の主効が書かれた蘭書の翻訳本

1804年「瓊浦又綴」 日本人初のコーヒー飲用体験記「カウヒイ焦げくさくて飲めん」by大田南畝

1816年「哥非乙説」 日本初のコーヒー論文 「珈琲」の漢字を作字した宇田川榕菴

上記史料の中で1776年の「日本紀行」がポイントになります。
出島には限られた職業人しか入ることができない中で最もオランダ人との接触機会がある職業は通詞です。
1776年に「二、三人の通詞だけが珈琲の味を知る」というのが当時の現状のようです。

通詞(つうじ)とは

通詞とは通訳者のことですが、仕事は通訳以外に翻訳・臨検・貿易事務等もして昼夜交代勤務でした。
通詞は世襲制でおおまかに大通詞、小通詞、稽古通詞の職位があります。

二、三人の通詞とは

二、三人の通詞とはおそらく名家と言われる「吉雄家 本木家 今村家」の中にいると考えられます。

吉雄家 大通詞の吉雄耕牛が本命

1776年の「日本紀行」を書いた人物はオランダ商館医のツンベルクです。
ツンベルクと相互教授関係にあったのが、吉雄耕牛で日本のコーヒー事情等は吉雄耕牛が話伝えたものと思われます。
また、吉雄耕牛は1739年から歴代オランダ商館医から直接医学を学んでいたので過去にさかのぼっても誰よりもコーヒーを口にできた人物と考えられます。

※ 史料からツンベルクは珈琲を嗜好品として携帯している
※ 1692年オランダ商館医ケンペル(出島三学者のひとり)の史料には珈琲記述なし

ツンベルクが一番信頼を寄せた日本人が吉雄耕牛

ツンベルクの日本滞在期間は1.5年です(1775年~出島12か月、江戸参府4か月
2人は長崎から長旅の出張 江戸参府でも苦楽を共にし信頼を築いてきました。
そんな彼らのエピソードとして闇取引をしています。

自腹で日本の古銭等(禁制品)と引き換えに梅毒の治療薬と治療法をツンベルクから教えてもらいました。
後に吉雄耕牛は梅毒治療で財を築きます

ツンベルク赴任後から動き出した日本のコーヒー事情

文献を見て頂くとわかりますが、1776年の「日本紀行」を境にコーヒーに関する史料が出てきます。
偶然かも知れませんが、私の推測は、ツンベルクは商館医として1775年に日本赴任しましたが、赴任前はアフリカやインドネシアで植物研究をしていた植物学者です。
コーヒーの植物学・精製・飲用法や効能等の知識を吉雄耕牛らに伝授したと考えられます。

コーヒーを知った吉雄耕牛 その後の行動とは?

吉雄耕牛は副業で医療活動をしており日本で初めてコーヒーを薬として処方しました。
また、自宅2階にサロン(オランダ座敷)を作り蘭学者達にコーヒーも振舞っていました。
そんな吉雄家に日本各地から蘭学・医学を学びに多くの人が集まりました(吉雄スクールの門弟は1000人を超えていたと言われています

その効果もあってか、出島周辺で徐々にコーヒー飲用が広がっていきました。

コーヒー党のシーボルトが赴任

1823年 シーボルトがオランダ商館医として出島に赴任しました(吉雄耕牛の息子がシーボルトの通訳をする
そのころには長崎でコーヒー党が増えていましたが、まだまだ日本人の口に合わず大きな広がりにはなっていません。

シーボルトが言いました!

「日本でコーヒーが普及しないのは実に驚くべきことだ」
「コーヒーを長寿に効くと宣伝すれば、もっと普及するであろう」

当時の珈琲は安いものでなく流通していないことも一因にありますが、シーボルト赴任後、徐々にコーヒーの認知が日本全国にされコーヒー飲用者が増えていくことになります。

話は飛びますが、その後…

1878年(明治11年) 日本で最初のコーヒー栽培が東京都小笠原村(父島)でおこなわれ国産コーヒーの生産に一定の成果を出す。

1897年(明治30年) 日本人によるメキシコでのコーヒー栽培着手(榎本武揚メキシコ殖民団

1899年(明治32年) 日本人化学者(カトウ・サトリ)がインスタントコーヒーを発明

1924年(大正13年) 沖縄にコーヒーの木が持ち込まれ試験栽培はじまる(沖縄産コーヒーが飲めるようになったのは1980年代です

国産コーヒーの歴史

以上、吉雄耕牛はコーヒーに関する深い知識や誰よりもコーヒーが入手でき飲める環境にあったこと、そして関連付けできる史料の存在が日本で初めてコーヒーを飲んだ人であるという見解になります。

最後に当時の蘭学者たちは異国の食文化や最新医学等を世に伝え日本を近代化への道に誘う存在であったと思います。その中でも吉雄耕牛の功績は大きく歴史に埋もれた偉人だと思いました。

参考文献
片桐一男:『江戸の蘭方医学事始 阿蘭陀通詞・吉雄幸左衛門耕牛』2000年 丸善ライブラリー

コーヒー種子

コーヒー豆=植物の種子

13 8月 16
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コーヒー豆は植物の種子です。なので 生きている豆(発芽する豆)と 死んでいる豆(発芽しない豆)があります。

死んでいる豆(死豆)は、高温による機械乾燥・時間の経過・保存環境が悪い等で発芽しない豆になります。

生きている豆(生豆)は、元気に育ち自然乾燥され保存環境が良ければ、新豆(ニュークロップ)の多くは焙煎前まで生きています(豆自身は休眠中ですが僅かながら呼吸しています)

コーヒー生豆発芽

コーヒー生豆の発芽

生きている豆を発芽環境下におくと酵素やホルモンが活性化して発芽します。
(画像のようにシッポ(根)が出てきます)

パーチメント発芽

パーチメント豆の発芽

 

沖縄コーヒー生産組合 試験農場より