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コーヒー豆の発芽

コーヒー豆の発芽率を高めるには?

08 9月 19
Okinawa Coffee Blog
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通常コーヒー豆は発芽(土から豆が出てくる)まで約2か月前後かかります。

コーヒー豆の発芽

コーヒー豆の発芽率テスト

上記、播種した全てが発芽することは稀です。下記はコーヒー豆を発芽させるポイントになります。


温度管理が大事!

発芽まで気温20℃以上で管理する

乾燥に注意!

発芽まで種子を乾燥させない


例えば100個のコーヒー豆を播種したとき、発芽しないコーヒー豆(死豆・休眠豆)の存在が発芽率を低下させます。

現場では概ね70個発芽(発芽率70%)で良いかなという感じです。

この発芽しないコーヒー豆の除去、休眠豆の打破が発芽率を上げることになります。

コーヒー種子(パーチメント豆)は見た目で、発芽する・しないの判別が難しいため発芽率を高めるために、播種前に水選や篩選をしたりカビ豆など取り除いたりしています。

コーヒー豆の数

コーヒーチェリーの中のコーヒー豆

また、海外のコーヒー豆を入手した時、種子の生産履歴(収穫日、処理方法、保存方法)がわかれば、疑わしいものは使わないという選択もあります。例えば機械乾燥や嫌気発酵処理した豆は避けたいです。

沖縄コーヒー農園の苗づくりは自然のこぼれ種の苗があるので問題ありませんが、種から苗木を多く生産する場合、やはり発芽率は作業効率面から重要なファクターになります。

こぼれコーヒー苗

沖縄産コーヒー苗(沖縄コーヒー農園)

そこで、他に発芽率を高める方法がないか?樹木研究者の方から最新の研究のお話が聞けましたのでご紹介します。

スギやヒノキの例になりますが、種子は

充実種子(発芽する)
休眠種子(発芽スイッチが入っていない)
不稔種子(発芽しない)

が混在しているので種子選別装置で発芽しない種だけを選択的に取り除く方法です。

種子選別装置

九州計測器 種子選別装置

原理は近赤外光(750~2500nm)で脂質を測り種子を選別します。

九州計測器

種子選別中の様子

この装置はコーヒー種子でも選別できる可能性があり

また、お米の品質評価に近赤外装置を使っているので、コーヒーの品質管理にも応用可能とのことでした。

種子選別装置が現場で簡単に使用できリーズナブルなレベルまで改良され普及することを期待しています。

コーヒーチェリーの色

コーヒーチェリー なぜ赤い?

15 10月 16
Okinawa Coffee Blog
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コーヒーの木は実がつくと最初は緑色ですが熟すと赤や黄色になります。
他に完熟コーヒーチェリーの色はオレンジ・ピンク・ブロンズ色になる品種もあります。

コーヒーチェリー成熟度

コーヒーチェリー なぜ赤い?

コーヒーチェリーに限らず果物に赤や黄色が多いのは一般的に「種の保存」と言われ鳥に食べてもらい種を拡散する仕組みで、鳥や獣に発見されやすい赤色になったと言われます。
植物や種子は移動能力がないため何かに頼って種子を散布する方法を発達させてきました。

コーヒーチェリー赤

コーヒー種子にも仕掛け

コーヒー種子はミューシレージ(ペクチン層)があり、鳥が種を飲み込みやすくする役目もあります。
また、パーチメント殻は難分解性物質(耐酸)で鳥が種を消化できず糞と一緒に排出されそこで発芽できるようにするためです。

パートメント殻は「籾殻が有する植物生育促進活性について」にあるように資材になる可能性があります。

コーヒーチェリー 赤や黄色になるのは?

チェリーが未熟なうちは葉緑素があるため果皮色は緑に見えそのため鳥に発見されにくくまた苦味で防御もします。
チェリーが成熟してくるとアントシアンカロチノイドが生成され赤や黄色に変色し甘くなり動物を誘います。

鳥の目

鳥類は人に見えない紫外線領域色も見える4色型色覚で光沢ある果実は紫外線をよく反射するので、おいしそうな果実から鳥に食べられてしまう傾向があります。

人間と鳥の見え方の違い (source:NAUTILUS

鳥と人間の見えかた

沖縄で今のところコーヒーチェリーを食べられる被害は少ないですが、タイワンシロガシラ、ヒヨドリ、コウモリに要注意です。

コーヒー種子

コーヒー豆=植物の種子

13 8月 16
Okinawa Coffee Blog
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コーヒー豆は植物の種子です。なので 生きている豆(発芽する豆)と 死んでいる豆(発芽しない豆)があります。

死んでいる豆(死豆)は、高温による機械乾燥・時間の経過・保存環境が悪い等で発芽しない豆になります。

生きている豆(生豆)は、元気に育ち自然乾燥され保存環境が良ければ、新豆(ニュークロップ)の多くは焙煎前まで生きています(豆自身は休眠中ですが僅かながら呼吸しています)

コーヒー生豆発芽

コーヒー生豆の発芽

生きている豆を発芽環境下におくと酵素やホルモンが活性化して発芽します。
(画像のようにシッポ(根)が出てきます)

パーチメント発芽

パーチメント豆の発芽